
NFTの買い方・売り方がわからない、、
完全初心者にもわかりやすく教えて!
今回はこのような悩みにお答えします。
本記事で学ぶ内容
世界最大を誇るNFTマーケット「OpenSea」は、2021年後半から一気に市場を拡大し、現在でも盛んに取引が行われています。
参照元:OpenSea monthly volume (dune.com) 2022年5月1日時点のデータ
「今からNFT始めても手遅れかなぁ」と思っているなら、それは間違いです。まだ可能性は十分にあります。むしろ、今始めないと先行者利益は取れません。
どうしようか悩んでいる人は、この記事を読んで今すぐ始めることをオススメします。ぼくはOpenSeaを使ってNFT売買をした経験があるので、参考になるはずです。
取引には仮想通貨が必要
OpenSeaでNFTの取引を行うには、仮想通貨のイーサリアムが必要です。初心者の方は、かんたんに仮想通貨を購入できるコインチェックがおすすめ。
コインチェックの口座開設は、下記の記事でくわしく解説しています。開設には数日かかりますので、先に済ませておきましょう。
【無料】コインチェックの口座開設を3ステップで紹介【初心者OK】
コインチェックの口座開設方法を紹介します。画像21枚を使ってわかりやすくまとめたので、未経験の方でも安心してください。NFTやブロックチェーンゲーム、仮想通貨の運用を始めたい方は必見です。
OpenSeaの始め方
では、OpenSeaの始め方を解説します。まずは下記のながれを見てください。

- 手順 ① メタマスクをインストール
- 手順 ② メタマスクとOpenSeaを接続
- 手順 ③ OpenSeaに基本情報を入力
OpenSeaを利用するには、「メタマスク」というWebで使える財布が必要です。その財布に入れた仮想通貨を使って、NFTの取引を行います。
まずはメタマスクをインストールしましょう。
手順 ① メタマスクをインストール

- 手順 ① メタマスクをインストール ← 今ここ
- 手順 ② メタマスクとOpenSeaを接続
- 手順 ③ OpenSeaに基本情報を入力
下記の記事で、メタマスクのインストール方法をわかりやすく解説しています。参考にしてください。
【簡単】メタマスクとは?登録・送金方法をくわしく解説【初心者OK】
メタマスクを使ってWeb3を体験したくないですか?本記事では、メタマスクの登録・送金方法をわかりやすく解説します。画像を使って解説しているので、未経験の方も安心して読めます。NFTやブロックチェーンゲーム、仮想通貨の運用を始めたい方は必見です。
手順 ② メタマスクとOpenSeaを接続

- 手順 ① メタマスクをインストール
- 手順 ② メタマスクとOpenSeaを接続 ← 今ここ
- 手順 ③ OpenSeaに基本情報を入力
まず、OpenSeaにアクセスします。
» OpenSea 公式ページへ
アクセス後、右上の「人型アイコンマーク」をクリックし、「Setteings」をクリック。

「MetaMask」をクリック。

パスワードを入力し、順に出てくる申請を許可して接続します。最後に「署名」をクリック。
手順 ③ OpenSeaに基本情報を入力

- 手順 ① メタマスクをインストール
- 手順 ② メタマスクとOpenSeaを接続
- 手順 ③ OpenSeaに基本情報を入力 ← 今ここ
あと少しです、やっていきましょう。

下記のような感じで入力します。
- ① ユーザーネームを入力
- ② Bioは何でもOK
- ③ メールアドレスを入力
- ④『save』をクリック

OpenSea からメールアドレス確認のメールが届きます。『VERIFY MY EMAIL』をクリックし、メールを登録をしましょう。

これで登録ができました。
OpenSeaでNFTを買う方法

OpenSeaでNFTを買う方法を解説します。流れは下記のとおり。
まずは仮想通貨を用意しましょう
NFTを買うお金がまだ用意できていない方は、下記の記事を参考にしてください。
【知らないと損】コインチェックで仮想通貨を買う3つの方法【初心者OK】
コインチェックで入金する方法、仮想通貨を買う方法を画像付きでくわしく解説します。「スマホアプリ」「パソコン」それぞれ解説するので、この記事を読んでまねすれば仮想通貨を購入できます。また、買い時や損をしない購入方法も紹介しているので、初心者は必見です。
作品を探す

上にある『Explore』より、NFTのカテゴリーが選べます。クリックして進めば、さらに細かくフィルターをかけられるので、好みの作品を探しましょう。
作品が多すぎて選べない方へ
「検索はしたけど、多すぎてよくわからん、、」という方は、ツイッターを利用しましょう。たとえば下記のようにつぶやけば結構な数のリプがくるはず。
好みの作品が見つかったら、アーティストさんと連絡を取り合って購入しましょう。
※連絡をしてくる中には、初心者をねらった詐欺師もいます。英語でDMを送りつけてくる事例が多いので、対応せずスルーでOKです。
作品を購入する
買いたい作品が決まったら、いよいよ購入です。順番に見ていきましょう。
※掲載情報は2022年6月時点のものです。

『Buy now』をクリック。
※『Buy now』が表示されない作品もあります。それは「オファーのみ受け付けている作品」です。

チェックボックスにチェック。

最後に『Checkout』をクリックすればOKです。
オークションやオファーは「WETH」を使う
オークションやオファーでNFTを購入する場合は、「ETH」ではなく「WETH」を使用します。OpenSea内で「ETH → WETH」へ変換が可能です。

メタマスクの「スワップ」をクリック。

まず、変換したいETHの金額を入力します。そのあと、変換したい通貨(今回はWETH)を選択し「スワップの確認」をクリック。

ガス代の確認後、「スワップ」をクリックで完了です。
ガス代ってなに?
ガス代とは、言いかえると「手数料」みたいなものです。一部のアクションを起こすときに必要になります。メタマスクにガス代がない場合、下記のとおり手順をふんでください。
今後NFTを買うつもりなら、1万円分くらいは入金しておきましょう。
作品にオファーをする
オファーして作品を購入するやり方は、別記事にて解説します。
現在執筆中です。少しお待ちください。
OpenSeaでNFTを出品する方法

OpenSeaで作品を出品する方法を解説します。大まかな流れは下記のとおり。

- 手順 ① 「コレクション」を作る
- 手順 ② 作品をアップロードする
- 手順 ③ 販売方法の設定
「むずかしそう、、」と思うかもしれませんが、言いかえるとこうなります。
- 手順 ① 自分のお店 (コレクション) をOpenSeaというショッピングモールに作る
- 手順 ② お店に商品を置く (作品をアップロード)
- 手順 ③ 商品の値段、販売方法、販売期間を決める(販売方法の設定)
イメージできましたか?そんなにむずかしくないので、一緒に見ていきましょう。
手順 ① 自分の「コレクション」を作る

- 手順 ① 自分の「コレクション」を作る ← 今ここ
- 手順 ② 作品をアップロードする
- 手順 ③ 販売方法の設定
まずは作品の「コレクション」を作ります。

プロフィールアイコンの中にある『My Collection』をクリック。

『Create a collection』をクリック。

メタマスクに『署名』を要求されるので、クリックして承認する。

- Logo image – ロゴ画像
- Featured image – アイキャッチ画像
- Banner image – 背景画像
それぞれ画像を決めていきましょう。

- Name – コレクション名
- URL – コレクションのURL
- Description – コレクションの詳細、説明(英文もあれば載せる)
「Description」は英語の説明文も用意するのがおすすめです。なぜなら、英語を使うユーザーが圧倒的に多く、アピールできる幅が広がるからです。
とはいえ英語わからない、、って人へ
DeepLという無料翻訳ツールがおすすめです。レベルの高い翻訳ツールなので、一度使ってみることをおすすめします。
では続きをやっていきましょう。

『Category』から自分の作品にあったものを選びます。大体は下記の2つでしょう。
- Art – 芸術向け作品
- Collectibles – 収集性の高い作品
有名なCollectiblesは「CryptoPunks」「EtherRock」「BoredApeYachtClub」です。聞いたことがあるはず。
『Links』は、作品の購入者が気にするポイントです。SNSやディスコードのコミュティでは、作品の勢いやこれから伸びるか判断される材料になります。アピールできるならしましょう。

- Creator Earnings – クリエイターロイヤリティ
- Your payout wallet address – ウォレットアドレス
- Blockchain – 販売トークン
『Creator Earnings』で設定したパーセンテージが、作品の取引手数料としてあなたの手元に入ってきます。だいたい5~10%でしょう。
『Your payout wallet address』には、あなたのウォレットアドレスを入力します。アドレスをコピーして、ペーストしましょう。
『Blockchain』では、「Ethereum」「Polygon」のように販売するトークンを選びます。本気で稼ぎたい、取引をしたいなら「Ethereum」がおすすめ。お試しで始めたいなら「Polygon」がおすすめです。この2つの違いは[ eth polygon 違い]
で検索したらわかります。

- Display theme – 作品の表示方法を変更
- Explicit & sensitive content – 作品が過激なものならチェック
最後に、『Create』ボタンを押して完了です。
手順 ② 作品をアップロードする

- 手順 ① 自分の「コレクション」を作る
- 手順 ② 作品をアップロードする ← 今ここ
- 手順 ③ 販売方法の設定
コレクションができたので、次は作品をアップロードします。

右上の『Create』をクリック。

- Image, Video, Audio, or 3D Model – 作品をアップロード
- Name – 作品名を入力
- External link – 作品を紹介しているWebページ・SNSがあれば記載
- Description – 作品の詳細・説明を入力
『Description』では、日本語だけでなく英文も用意しておくのがおすすめです。なぜなら、海外のユーザーが圧倒的に多いからです。

- ① Collection – 作品を展開するコレクションを選択
- ② Properties など – 初期設定のままでOK
- ③ Supply – 作品の販売個数を決める
当たり前のことですが、販売個数が多いほど作品の価値は下がります。重要なポイントですね。

- ① Blockchain – ブロックチェーンを選択
- ② Freeze metadate – メタデータについて
- ③「Create」をクリック
『Blockchain』はイーサリアムなら「ETH」、ポリゴンなら「Polygon」と選択してください。。
『Freeze metadate』はスルーでOKです。

上記の画面が出ればOKです。
手順 ③ 販売方法の設定

- 手順 ① 自分の「コレクション」を作る
- 手順 ② 作品をアップロードする
- 手順 ③ 販売方法の設定 →今ここ
では、先ほどアップロードした作品に「値段」をつけましょう。

右上の『Sell』をクリック。

- ① Type – 販売方法を選択
- ② Price – 作品の値段を決める
- ③ Duration – 販売期間を選択
- ④「Complete listing」をクリック
『Type』で販売方法を選択します。「Fixed Price – 固定価格」「Timed Auction – オークション」といった感じ。
使いやすいのは「Fixed Price」で、シンプルに「この金額で売ります」とこちらが決めて売ることです。もうひとつの「Timed Auction」は後ほど解説します。
『Price』で値段をつけますが、よほど有名でない限りは高すぎる値段はオススメしません。今有名なNFTアートも初期は手頃な価格で販売されていて、あとから金額がついてきました。
※例えば、有名な「BAYC」は1作品数千万で取引されていますが、初期の頃はわずか数万円でした。
『Duration』では作品の販売期間を決めます。とくに考えがなければそのままでOK。販売期間が過ぎても再設定すれば大丈夫です。
初めてOpenSeaに作品を出品する場合はガス代 (GAS FEE) がかかります。イーサリアムでの支払いになり、時価のため500円〜5,000円 (2022年5月現在) くらいで変動します。
問題がなければ「確認」をクリック。

署名を要求されるので、右下の矢印をクリックしてから『署名』をクリック。

これで無事に出品ができました。SNSを使って自分の作品をアピールし、購入につなげましょう。
出品をキャンセルする方法
注意として、キャンセルするにはガス代が必要です。出品の際は間違いがないか確認しておきましょう。

作品画面の右上にある「Cancell listing」をクリック。

次に「Continue」をクリックし、メタマスクでガス代を払えばOKです。
作品を削除する方法
作品の削除にガス代はかかりません。キャンセルしてガス代を消費するくらいなら、いっそ削除して出品しなおす方がいいかもしれませんね。

作品ページ右上「Edit」をクリック。

メタマスクの「署名」をクリック。

「Delete item」をクリック。

本当に消していいですか?と聞かれるので、OKなら「Delete item」をクリック。すぐに実行されます。
ちなみに、すでに売れた、Giveawayした作品は削除できません。当たり前ですね。
作品の価格を変更する方法
出品後の値下げは可能ですが、値上げはできません。もし値上げをしたいなら、作品を出品しなおしましょう。
価格の値下げにガス代はかかりません。

作品ページ右上の「Lower price」をクリック。

- ① 値下げの価格を入力する
- ② 販売期間を継続するならチェックのまま
- ③「Set new price」をクリック
- ④ メタマスクの「署名」をクリック
②の販売期間は新しく設定することも可能で、チェックをOffにして期間を選べばいいだけです。
以上です。慣れればかんたんですね。
オークション形式で販売する方法
NFTをオークション形式で販売する方法があります。詳しくは下記の記事をご覧ください。
【OpenSea】NFTをオークション形式で販売する方法【初心者向け】 – takabon blog
OpenSeaでオークション販売をする方法を解説します。2種類のオークション販売方法を、画像を使って詳しく解説しています。初心者の方や、すでにNFT販売を経験した方も、ぜひ一度オークションを体験してみてください。何か得るものがあるかもしれませんよ?
Bundle(セット売り)販売する方法
NFTをセット売りする方法があります。シリーズ物や、期間限定でまとめセールをしたりできます。こちらの記事でまとめていますので、参考にどうぞ。
現在執筆中です。少々お待ちください。
ガス代について整理します
アクションによってガス代が必要・不要とややこしいので、一旦下記にまとめます。おさらいとして確認してください。
- 作品を初めて出品する時に、1回だけガス代を支払う(固定販売、オークション販売、Bundle販売のどれか)
- 2回目以降の作品出品は、ガス代が不要
- 出品した作品をキャンセルするには、ガス代が必要
- 出品した作品の削除にガス代は不要
- 出品した作品の値下げにガス代は不要
ところでOpenSeaとは?

OpenSeaとは、複数あるNFTマーケットプレイスの中でも世界最大規模の取引量があるマーケットプレイスです。
下記のような、さまざまなNFTが毎日出品されています。
- 音楽
- 写真
- イラスト
- 仮想空間
- トレーディング
- ドメイン
2022年1月時点で出品数は8000万を超え、ユーザー数は60万人以上。数もすごいですが、あの「CryptoPunks」「BAYC」といった有名なプロジェクトも取引されています。

Duneのデータによると、2022年1月に48億ドルを超える取引量をたたきだしています。とんでもないですね、、。
OpenSeaの特徴
OpenSeaには以下の特徴があります。
- 無料かつ、かんたんにNFTの作成・販売ができる
- イーサリアム以外にも数多くのブロックチェーンに対応している
- 日本語対応
- ロイヤリティの設定が可能
NFT作成に手数料がかかるところもありますが、OpenSeaは無料です。ロイヤリティも設定できるので、クリエイター目線で考えるとOpenSeaはかなり使いやすいですね。
著名人も使っている
OpenSeaは「村上隆」「せきぐちあいみ」といった日本の著名人だけでなく、「SteveAoki」「ParisHilton」などの海外セレブも利用しています。世界的なNFTマーケットプレイスなので、利用するならやはりOpenSeaがいいでしょう。
まとめ

本記事では下記のことについて解説しました。
記事を読むだけでは「むずかしそう、、」と感じるかもしれません。しかし、実際に手を動かしてやってみると、意外とかんたんなことに気づくはずです。
NFT売買までの流れをまとめます
- 手順 ① 暗号資産取引所で口座を開設する
- 手順 ② メタマスクをダウンロードする
- 手順 ③ 暗号資産を購入する
- 手順 ④ 暗号資産をメタマスクへ送る
- 手順 ⑤ メタマスクとOpenSeaを接続する(本記事)
大半の人は読むだけで行動しません。行動した者勝ちですから、さくっと準備して稼いじゃいましょう。